カスタマーレビュー
おすすめ度:
納得できるファイナンス入門書 
(2007-08-14)
新書で、かつこういうタイトルだったので、ちょっと敬遠しつつ買いましたが、とても良い本でした。ファイナンスの入門に最適の一冊です。
この本が入門書として優れているところは、理解するための道筋を丁寧に先導してくれている点です。
例えば、大切な点やわかりにくい点を説明する部分では、まるで実際の講義のように、何度も繰り返して説明をしてくれます。また随所に「おさらい」として、そこまで説明した大事な点を改めて囲みで説明してくれているので、きちんと理解度を確認しながら読み進めることができます。
また、理解するために前に出てきた知識が必要になる場合、「忘れてしまった場合は、○○ページに戻って復習してください」というような形で適切な参照先を示してくれているのも好感が持てます。そのような記述がない場合でも、新書では珍しく索引が付いているので、比較的容易に参照先を確認することができます。
挿入されている図も多く、理解を助けてくれます。
ファイナンスについて初めて勉強するという人にはお薦めの一冊だと思います。
本当の「ファイナンス入門書」です 
(2007-08-12)
これまでいくつか「ファイナンス入門書」を手にしたが、本書の分かりやすさは群を抜いている。
難しいと感じた箇所がなかったファイナンス入門書はこれが初めてだ。
私自身もMBAを取得しているのだが(ファイナンスではとても苦労したのだが)、学校でファイナンスを学ぶ前にこの本に出会っていれば授業の理解力が相当高まったと思われる。
本書はまず会計とファイナンスの違いから始まる。
ただ単に概念的な違いを解説するだけではなく、実務上それぞれがどのような役割を果たしているかについても平易に書かれている。
さらに「NPV」「IRR」「WACC」など基本的な概念を簡単な例を取り上げながら分かりやすく解説している。
そしてそれぞれが実務上どのような場面でどのように利用されているかについても述べられている。
また私のような「ド文系人間」でも理解できるレベルで各概念がどのように関連しあってるかについても説明されている。
これまで「ファイナンス入門書が難しい」と感じられたことがある方にはとてもお勧めの一冊。
活用できるファイナンスの習得! 
(2007-08-02)
「ファイナンスとはなにか?」という基本的な質問から解説が始まり、ファイナンスの活用の仕方まで、本当に分かりやすく解説されています。
自分でもそれなりにファイナンスの勉強をしてきたつもりだったので、正直なところ最初は「まぁ、分かっている内容ばかりだろうな」と思っていました。
しかしながら、他の方の評価が良いので、気軽に読むつもりで購入してみて、その内容の濃さに驚きました。
あらためて、自分の考えていたファイナンスがいかに表面的なものであったのか痛感しました。
著者が作品の中で述べていますが、著者自身がもともと全くファイナンスの知識がない理系出身とのことです。
分からない人の気持ちが分かるからこそ、このように分かりやすい解説が可能なのだと思います。
「ざっくり分かる」という題名から想像できるとおり、初心者向けに書かれています。
難しい内容が出てくると、必ず簡単に例を挙げて説明してくれるので、本当分かりやすいと思います。
図表も多く掲載されており、読みやすい構成です。
著者が企業に勤めている中で学んだ知識のようなので、本当に活きたファイナンスといえるのではないでしょうか。
ファイナンスというと、投資をしている人にだけ必要な知識のように思われますが、各企業の経営者はもちろんのこと、会計業務や管理業務の方をはじめ殆どの部署の方に役立つ知識です。
私の主観ですが、各評価を★5段階評価で明記いたしますのでご参考に。
【読みやすさ】★★★★★ 【理解度】★★★★★ 【費用対効果】★★★★★ 【初心者向度】★★★★☆
タイトルに偽り無し 
(2007-07-17)
「小難しい教科書でなく、初めにこの本に出会っていれば、、、
もっとすんなりファイナンスが理解できたんだな・・・」と思いました。
ファイナンスを学んだ僕が、あらためて『ざっくり』ファイナンスをわかりました!!
ずばり良書ッッ
ファイナンスの『初学者』から、ファイナンスに携わっているけど人に説明する
となると言葉に詰まるって人まで是非是非読んでもらいたいです。
『ざっくり』わかります。
ファイナンスの定義や簡単な内容から【CAPM】・【WACC】、
投資の判断基準となる【NPV法】や【IRR法】などを分か〜りやすく教えてくれます。
【財務諸表】や【お金の時間価値】など、ホントの本当に基本的な概要を学べますし、
【MM理論】や【格付けとWACCの関係】など企業の資本構成についても載っていて、
内容にも満足です。
著者の石野さんも「わかりやすく」書いてくれているので、あっさりと読めました。。。
ポイントがいい感じにカバーできています 
(2007-06-04)
この「ざっくり」は、他書ではさらっと流されているがファイナンス
を理解する上で重要なポイントが詳しく記述されていて、とても重宝
しました。
私の場合、本書の参考文献に挙げられている板倉雄一郎さんの本や、
「企業価値評価」(伊藤邦雄著、日経新聞社)を何度読んでもわから
なかったことがこの「ざっくり」で理解できました。例えば、
・WACCの意味(加重平均のイメージ)
恥かしながら、負債コストや株主資本コストがなぜ%で表さ
れるのか理解できていませんでしたが、金利や期待収益率で
あることがわかりました。
・WACCを下げることがIRのミッション
素人にもわかりやすい説明でした。
・将来の価値を現在価値に割引く、の「割引く」の意味
・投資家の視点にたった期待収益率は経営者の視点に立つとWACC。
言われてみないと気付かない。
・格付は債権者サイドから見たもの
などです。